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あごひげ理系人事のブログ

プログラマー出身。今は、人事、総務、経理、等、何でも屋。時々ミャンマー。新卒ネタや、ITベンチャーでの出来事などを書いていきます。

ドワンゴを指導している場合では無く、先にやるべきことがあるでしょう。

ドワンゴの入社試験受験料に対して、
厚生労働省行政指導した件が、話題になっていますね。

職業安定法に、受験料を取ってはいけない、と書いてあるそうですが、
それにしても、厚生労働省の、「お金を払える人だけが採用試験を
受けられる状態になってしまうことを大変危惧している」という言い分は、
一体何なんでしょう。

ほとんどの企業が有料化して、かつ、私大の入学料並みに、3万とか5万円になったら、
問題になるかもしれませんが、さすがにそういう状況にはならないでしょう。
超人気企業ならともかく、世の中の99.7%を占める中小企業にとっては、
志望者が激減して、立ち行かなくなりますから。

たかが(といったらダメかもしれませんが)2525円払えずに、
本命の企業を受験できなくなる就活生が出るとも思えない。

この程度の額であれば、
真剣に考えていない受験者は減るので、企業としてはお得。
真剣な志望者からしても、ライバルが減るので、お得。
さらに、記念受験しようとしていた就活生にとっては、
無駄な時間を使わなくて良くなるので、お得。
誰も困りません。

それよりも、
誰でも有名企業に入れるのではないか、と錯覚を起こさせる、
ナビの一括エントリーこそ、問題だと思いますが。

一括エントリーが減れば、
多くの就活生にとって、無駄な時間が減り、
数千円どころでは無いお金が浮くでしょう。

例えば、ある就活生が、
一括エントリーで20社に応募する。
大抵、自動返信メールが返ってくるので、
それを読んだり、HPを調べたりして、1社あたり15分の時間を使うと、
それだけで300分=5時間を使う。

5時間の間バイトすれば、安く見積もって時給800円だとしても、
4000円は稼げる。

さらに、
運良く説明会の予約が取れたりすると、
それに向けての準備、時間、交通費、等々かかり、簡単に万単位に。
加えて、
倍率100倍以上の人気企業ばかり受けようものなら、何十回と落ちるわけだから、
それはもう大変なことに。

なので、
一括エントリーなど使わずに、
始めから、身の丈に合った、志望度の高い企業ばかりを受ければ、
こんなに大変なことにはならないのです。

就活に失敗し、
就職浪人や、鬱になってしまう学生が多い今、
厚生労働省がやるべき事は、
有料の受験料を取り締まることでは無いと思いますけどね。